SUSHI TIMES

11月1日は寿司の日!お鮨にまつわる他の記念日も紹介

11月1日は寿司の日。由来は?

1961年11月に全国すし商環衛連が「実りの秋・収穫の秋・米への感謝」の日として11月1日を寿司の日としたのが始まりでした。では、寿司の日はなぜこの日なのでしょうか?その由来は以外にも800年以上も昔の奈良県にありました。

他にもお鮨やお魚にまつわる記念日は多数あるようです。それぞれに込められた意味を探っていくと興味深いです。お鮨屋さん・魚屋さんはお客さんにネタをオススメするきっかけにできそうですね。

お鮨にまつわるいろいろな記念日

2月9日はフク(ふぐ)の日

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2月9日の「ふくの日」は、ふぐの取扱量が日本一を誇る下関が中心となって制定されている記念日です。ふぐの豊漁や航海の安全、そしてふぐ業界の発展を祈って、下関ふく連盟によって2月9日を語呂に合わせて定められています。
また、毎月29日を「ふくの日」としているところも多く、なかでもふぐシーズンの到来を迎える9月29日や、11月29日の「いいふくの日」当日はイベントなども開催されています。

出典:ふぐマガ

3月20日はかつおの日

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2002年(平成14年)和歌山県すさみ町が制定。
ケンケン漁と呼ばれるトローリング漁法でかつおを捕獲する「すさみのケンケンかつお」のブランド化を目的とした。また、沖縄県宮古島のカツオフォーラム実行委員会では、かつお漁が継続、発展することを目的とした「カツオの日」を語呂合わせで7~9月の夏(カ)20(ツオ)と定めた。

3月7日は魚の日

さかなジャパンプロジェクト推進協議会が制定。日付は「さ(3)かな(7)」と読む語呂合わせで、この日には魚を食べることを提案している。和食の中心となる食材の魚介類をもっとたくさん食べてもらい、魚介類を身近に感じてもらうことが目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

出典:雑学ネタ帳

4月8日は貝の日

渥美半島にあり、自慢の貝料理でもてなすなどの活動を行っている愛知県田原市の渥美商工会が制定。

日付は貝類の美味しい季節が春であることと、「貝」の字を上下に分けると「目」と「八」になり、「目」を90度横にすると「四」と似ていることから。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

出典:雑学ネタ帳

6月18日は国際寿司デー(International Sushi Day )

美味しいお寿司をより多くの人々に食べてもらいたいという理由で、2009年にFacebook「寿司」ページ創設者であるクリス・デメイ氏によって制定されました。記念日の名称に国際と付く通り、日本というよりも世界中に浸透している記念日です。

出典:ちそう

7月の土用の丑の日

ウナギを食べる習慣が一般にも広まったのは1700年代後半、江戸時代でした。
一説によれば「夏に売り上げが落ちる」と鰻屋から相談を受けた蘭学者の平賀源内が、店先に「本日丑の日」

土用の丑の日うなぎの日
食すれば夏負けすることなし

という看板を立てたら大繁盛したことで、ほかのウナギ屋もマネするようになったとか。
この「本日丑の日」は、日本初のコピーライティングともいわれています。

出典:四季の美

6月27日はちらし寿司の日

ちらし寿司誕生には諸説ありますが、一説としては、1654年に備前(現岡山県)で大洪水があり、当時の藩
主であった池田光政公が「一汁一菜令」という倹約令を出したことがきっかけといわれています。
災害復旧のため、食事まで制約された人々は、そのような状況の中で少しでも美味しい食事をしたいと
いう思いから、できる限りの副材をご飯に混ぜ込み、小さな幸福を噛み締めながら苦境を乗り越えたとい
われています。その時の混ぜご飯が、現在のちらし寿司の原型となったとされています。
そこで ・池田光政公にゆかりのある、6月27日を『ちらし寿司の日』と制定されました。

出典:SPOLABO

8月8日はたこの日

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広島県・三原観光協会が制定。

日付はタコ(蛸)の足の数が8本であることから。1996年(平成8年)からこの日にタコ供養を行っている。

三原はタコの名産地で、タコ漁は江戸時代より代々世襲制で引き継がれている。三原タコは、刺身・天ぷら・しゃぶしゃぶ・煮物・タコ飯から、お菓子など色々な楽しみ方がある。三原はタコが名物の街として発展してきた城下町で、山陽鉄道三原駅の北側に三原城跡がある。

出典:雑学ネタ帳

9月9日は手巻き寿司の日

「くる(9)くる(9)」の語呂合わせから、練製品を製造販売する石川県の会社が制定したそうです。

出典:東京多摩青果株式会社

10月4日はいわしの日

10月4日は「1(い)0(わ)4(し)」の語呂合わせからいわしの日に、大阪府
多獲性魚有効利用検討会(大阪おさかな健康食品協議会)によって昭和60年に制定
されました。

出典:素材力だし

10月10日はマグロの日

10月10日がマグロに関係が深い理由には、今から1300年ほど前の奈良時代までさかのぼります。奈良時代に活躍した「山部赤人(やまべのあかひと)」という歌人がいました。彼が、西暦726年の10月10日に、奈良の大仏を建立したことで有名な聖武天皇(しょうむてんのう)のお供をして印南野(現在の兵庫県明石市)を訪れました。その際赤人が、マグロ漁で繁栄しているこの地の様子を歌った長歌が残されています。

一部を取り出してみると、

「……高知らせる 印南野(いなみの)の 邑美(おふみ)の原の荒たへの 藤井の浦に
鮪(しび)釣ると 海人舟騒き 塩焼くと 人ぞ多(さは)にある」

意味:(聖武天皇が)宮殿をお造りになる印南野の邑美の原の藤井浦(今の兵庫県明石市)には、多くのマグロをとる漁船が行き交っており、塩焼き(海水から塩を作る仕事)をするたくさんの人々が浜に出ている。

氷も十分に手に入りにくく、運搬手段も発達していなかった時代には、鮮度のよいマグロを生で食べられるのは産地だけの特権でした。赤人も、訪れた印南野でおいしいマグロに舌鼓を打ったのかもしれませんね。

ちなみに当時マグロは「鮪」と書いて「しび」と呼ばれていました。「万葉集」には他にも「しび」を歌った句が見られます。マグロが日本人にとって、昔から身近な魚であったことがよくわかります。

この句が後世まで伝わり、1986年に日本かつお・まぐろ漁業協同組合が『マグロをもっと食べてもらい、マグロへの理解を深めてほしい』という願いを込めて「マグロの日」と制定したそうです。

出典:ハルメクweb

11月22日は回転寿司記念日

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「回転寿司」を考案した白石義明氏の誕生日である1913年(大正2年)11月22日にちなんだものなのだそうです。

制定したのは同氏が創設した大阪府東大阪市に本社を置き、回転寿司チェーン「廻る元禄寿司」を経営する元禄産業株式会社。記念日は一般社団法人 日本記念日協会により認定・登録されました。

ビール工場のベルトコンベアにヒントを得て開発した「旋回式食事台」が、高級の代名詞であった「寿司」を 手軽な大衆食にし、今日の回転寿司の基礎を築きあげたそうです。

この発明がなければ、ひょっとすると寿司は高級なままだったかもしれません。感謝しつつ、今日は回転寿司を食べに行ってみてはいかがでしょう?

出典:エキサイトニュース

11月24日は鰹節の日


11月24日はヤマキ株式会社が制定した鰹節の日。日付は11(いい)24(ふし)の語呂合わせに由来する。 また、同日は一般社団法人和食文化国民会議の制定した和食の日でもある。鰹節は和食に欠かせない食材の一つ。

毎月16日はトロの日

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トロの日が毎月16日となった理由は、「十六」を「トロ」と読む語呂合わせによって決められた、というとてもシンプルな理由だったのです。

また、この記念日を制定したのは、かっぱ寿司を運営している「カッパクリエイト株式会社」です。

ちなにみ、トロの日は日本記念日協会によって、きちんと記念日として認定されています。

出典:あじかん記念日

年4回の節分は巻き寿司の日

節分といえば2月3日のことを指すのが一般的ですが、もともと節分とは、季節の始まり(立春、立夏、立秋、立冬)の前日を指します。
節分の日に、その年の恵方に向って巻寿司を丸かぶりすると願いが叶うといわれていることから、 年4回の節分の日を「巻寿司の日」として記念日登録されました。

出典:あじかん記念日