「こんな時にこそお鮨」な理由5つ!【SUSHI TIMES Originals】
こんな時こそ良く食べ、良く寝て免疫力を高めましょう!
実はお鮨にも免疫力を上げる効果がこんなにあったのです。
お鮨が免疫力を上げる5つの理由
①栄養バランスが取りやすい
お鮨は一食中に様々な種類の魚を摂取することで様々な種類の栄養素を同時に摂取できる理想的な食事です。魚にはたんぱく質やビタミン、お米の炭水化物。身体が免疫力を高めるために身体が必要な栄養素をたっぷり含んでいます。
画像出典 https://tokyo-calendar.jp/article/10205
②免疫細胞に直接効くDHA・EPAが含まれる【光物・マグロ】
魚に含まれる不和脂肪酸であるDHA・EPA。「血液サラサラ成分」として知られていますが、免疫系に関連する遺伝子を活性化させる事が最新の研究でわかっています。また、DHA・EPAは煮る・焼くと約2割、揚げ物では約5割減少するので鮨や刺身で生のまま摂取する方が良いそうです。
→ブリやアジ、イワシ、サバ、サンマ、カツオ、サケ、マグロなどに多く含まれます。
③粘膜を強化する「ビタミン群」が含まれる【鰻・アナゴ・貝類・緑茶】
主に粘膜から侵入するウィルス・細菌。乾燥した肌や粘膜を潤すと感染リスクも下がると言われています。ビタミン類には粘膜を強化し潤す効果があり「風邪の予防にはビタミン」と言われるのです。
また、同じビタミン群でも種類によって作用が違うそうです。
ビタミンA…皮膚や粘膜を強化し白血球の増殖を促進
→鰻、アナゴ、あん肝、ホタルイカ、銀だら、すじこなどに多く含まれます。
ビタミンB1…糖質をエネルギーに変える
→鰻、スケトウダラ、海苔などに多く含まれます。
ビタミンB2…糖質をエネルギーに変える
→イワシ、アジ、シャコ、赤貝などに多く含まれます。
ビタミンC…抗酸化作用や整腸作用
→スケトウダラ、たらこ、ヒラメなど多く含まれます。お鮨に欠かせない「緑茶」もビタミンB群やCなどが豊富です。食後の仕上げにググッと免疫力を上げてくれる事でしょう。
ビタミンE…強力な抗酸化作用と免疫細胞活性化作用
ビタミンEは免疫細胞を直接活性化すると共に、免疫抑制物 質の生成を防ぎます。また、強い抗酸化力で活性酸素による細胞の破壊を防ぎます。
→すじこ、メカジキ、銀だら、ブリ、秋刀魚
④体温をあげるお鮨の名脇役たち【ガリ・日本酒】
体温と免疫力には密接な関係があり、「体温を1℃上げると、免疫力は約5倍になる」とも言われます。体を温めてくれる代表的な食材といえば根菜・鮨のガリの原料である生姜」は体温を上げる食材の代表格です。さらに日本酒に含まれるアデノシンは血管を拡張して体温を上昇させます。アデノシンは特に日本酒に多く含まれるため、他のアルコール飲料を飲んだときよりも長時間、体温が2度ほど高い状態が続きます。まずはガリを頂き、日本酒も嗜んだ熱い肉体にウィルスは寄り付かないでしょう。
画像出典 https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1000006/
⑤新陳代謝を上げるタンパク質が含まれる
免疫力アップには、細胞の新陳代謝を進める良質なタンパク質が必要不可欠です。「良質」とは、必須アミノ酸(体内で合成できず、食べ物からとらなければならない9種類のアミノ酸)をバランスよく十分に含んでいることを指します。
必須アミノ酸とはイソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、非必須アミノ酸はチロシン、システイン、アスパラギン酸、アスパラギン、セリン、グルタミン酸、グルタミン、プロリン、グリシン、アラニン、アルギニンのこと。
→サケ、タラ、タイ、アジ、マグロなどに多く含まれます。
最後に…
免疫力アップには思い切り「笑う」事も大切だそうです。大人数で集まることは難しくなってきた現在ですが、こんな時こそ家族で楽しく会話しながら食事をする時間を見直したいですね。日本一のインスタグラマーとして知られる渡辺直美さんもフォロワー対象に先日「オンライン飲み会」を実施されていました。一人暮らしの人もオンラインで友達と飲んだり食べたりすることでストレス解消しつつ楽しい時間を作ってみてはいかがでしょうか。
文:SUSHITIMES編集部
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参考文献
【食べ物でもコロナ対策】注意すべきポイントと免疫力を高める食事・習慣