SUSHI TIMES

ミシュラン3つ星、SUSHI YASUDAのオーナーが教える「正しい寿司の食べ方」が勉強になる・・・

過去にニューヨークでミシュランの3つ星を獲得した「SUSHI YASUDA」。その元オーナーで、現在は南青山に「SUSHI BAR YASUDA」を構える安田直道氏が、外国人に「正しい寿司の食べ方」を指南しています。
その映像を見た世界中の寿司ファンたちからは、「もっと見たい!」「素晴らしいよ!」「まるでアートの世界!」といった、賞賛の声が相次いでいるのだとか。

えっ、そうだったの…実は知らないものもある!?

まずはじめに、氏から一言。

「寿司といえば、ネタのことばかりを話しがち。でも、もっとも重要なのはシャリなのです」

と、ここで「寿司ビギナー」のジョセフさんが入店。少し緊張した面持ちです。


安田氏の店で提供される醤油やガリは、どれもすべて自家製。


「日本のワサビとホースラディッシュは色も刺激もまったく違います」


「試しにどうぞ」

「辛さがくる前に甘みがありました」


ここからは、いよいよ寿司を作り始めます。まずは、鉄火巻きから。使用するのは「日本一の海苔」なのだそう。

ここで【ルールその1】
細巻きは手で食べる

鉄火巻きや納豆巻きなどの「細巻き」は、直接手で食べます。醤油は片側に一度触れる程度。さらに…

【ルールその2】
ガリと寿司を一緒に食べない

「アメリカ人の中には、寿司とガリを一緒に食べる人もいますが、バッドマナーです」

【ルールその3】
醤油を付ける前は
コロッと90°回転!

この体勢から…

【ルールその4】
醤油はネタだけに
軽く付ける

【ルールその5】
一度付けた醤油は
振り落とさない

「揺さぶって落とすのは、男性トイレで」とのこと(笑)。

最後に【豆知識】

寿司はシャリとネタの「温度差」により、毎秒味が変化する模様。つまり、この大トロも「カウンター」で食べるのと少し離れた「テーブル席」で食べるのとでは味がまったく違うことに!

ジョセフさんも、カウンターで食べた大トロに大満足の様子。

もし、知らない作法があったなら次回から意識してみてください!

出典:TABI LABO