『回転寿司』の考案者 白石義明のトランプからのひらめき Japan’s Top Inventions Conveyor Belt Sushi | SUSHI TIMES

『回転寿司』の考案者 白石義明のトランプからのひらめき Japan’s Top Inventions Conveyor Belt Sushi

一番苦労をしたのが、ベルトコンベアを曲がらせる技術。ある日、トランプゲームをしていた時に思いついた…。
常に、課題を考えて続けている事によって、別の経験からひらめくという事例。
コーナーを曲がるための、角丸のコンベアベルトにしたアイデアは、子供とトランプゲームをしていた時の
手に持って広げたトランプの角度からひらめいた。

The behind-the-scenes tales of hit products and creations from Japan: this is Japan’s Top Inventions. On this episode, we discover conveyor belt sushi, an invention that’s trundled its way to countries and regions around the world. The technology, in which plates of sushi are delivered via a rotating conveyor belt, actually traces its origins to a single eureka moment in a beer factory in 1950’s Japan. This time, the inside story of the one man who brought this Top Invention to life.

回転寿司の考案者 白石義明氏

白石 義明(しらいし よしあき)は、世界最初の回転寿司店「元祖廻る元禄寿司」を開店した人物。
大阪の立ち喰い寿司店経営者だった頃、アサヒビール吹田工場(大阪府吹田市)を見学した際に、ビール製造のベルトコンベアを見て、それをヒントに、多数の客の注文を低コストで、効率的に捌くことを目的とした「コンベヤ旋廻食事台」を考案した。 コーナーを曲がるための、角丸のコンベアベルトにしたアイデアは、子供とトランプゲームをしていた時の手に持って広げたトランプの角度からひらめいた。
1958年、大阪府布施市(現:東大阪市)の近鉄布施駅北口に、世界最初の回転寿司店である、「元禄寿司」を開いた。そして1962年12月6日、「コンベヤ旋廻食事台」は「コンベヤ附調理食台」として、白石義明名義で実用新案登録(登録第579776号)されている。

1978年まで世の中に回転寿司店はコンベアの特許の関係で「元禄寿司」チェーンしかなかった。これ以降は特許が切れ、全国に様々な回転寿司店が全国に広がった。

wikipedia

当初は立ち食い寿司が流行り大繁盛。しかし、あまりにも多忙のために職人さんたちがやめてしまったという。白石氏はビール工場のベルトコンベアを見て、ベルトコンベアで回る寿司を考案し試作に入るが、コーナーがどうしても曲がりきれなかった。

なんとかコーナーをうまく曲がれないかと思案している時に、子供とトランプしていた時にひらめいた。コンベアの角を丸くするというアイデアだ。角を丸くしたことによってコンベアがカーブを描くことができるようになったのだ。

現在の回転寿司は、この角丸のコンベアがもたらしたイノベーションなのである。

出典:NHK world